古美術豆知識
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その6 修理
形ある物の宿命として、時として不運にも破損する場合があります。現代のように物が豊富な時代にあっては、壊れた物は捨ててしまって新しい物を購入することになるのでしょうが、貴重な古美術品はそうは行きませんから修理をすることになります。業界では「直し」という言葉が使われます。
焼物の場合は、「金繕い」などのように修理箇所が分かるような直し方と、「とも繕い」と呼ばれ一見しただけでは修理箇所が分からないように直す方法とがあります。どちらが良いとは言えません。その品物にあった直し方をすることが求められます。
焼物以外にも、漆の物やお釜などの金工品の修理についても、それぞれ専門の職人が行います。書画の場合は、表具屋がシミや破れなどの修理を行います。