
![]()
形あるものの宿命として、時として、不運にも破損する場合があります。 現代のようにものが豊富な時代にあっては、壊れたものは捨ててしまって新しいものを購入することになるのでしょうが、貴重な古美術品はそうはいきませんから修理をすることになります。 業界では「直し」という言葉が使われます。
焼物の場合は、「金繕い」などのように修理箇所がわかるような直し方と、「とも繕い」と呼ばれ一見しただけでは修理箇所がわからないように直す方法とがあります。 どちらが良いとは言えません。 その品物にあった直し方をすることが求められます。
焼物以外にも、漆のものやお釜などの金工品の修理についても、それぞれ専門の職人が行います。 書画の場合は、表具屋がシミや破れなどの修理を行います。